・自転車

・やじろべ(久安寺付近にて)
平成15年ごろ〜平成21年6月6日(廃)

 中学入学の頃に買ってもらったと記憶してます。自転車の名前は「YAJIROBE」とラベルが貼ってあったため、そのまんま「やじろべ」です。中学から高校3年まで、この自転車で走りました。以前の自転車から買い換えるときに、店のおやじさんに「通学だったら内装3段のほうがいい、外装はチェーンがよく外れる」なんて言われたのに、聞かずに外装6段の自転車にしたのでした。友だちと2人でよく伏尾まで走りに行きました。

 最期のほうは、それこそチェーンがよく外れるようになり、外装もぼろぼろ、変速もグリップの爪が折れて固定できなくなり、次の自転車へと買い換えたのでした。合っているかいないか、自転車を変えた日に撮ったサイコンの写真は5555.4kmでした(サイコン自体は平成17年5月5日に購入、電池交換時に消えているかも…)。

・レーダー(鶯が丘にて)
平成21年6月6日〜

 高校3年の夏に購入してもらった自転車。自転車のラベルは「Rader」なので、またもや安直に「レーダー」と呼んでいます。高校通学用のステッカーが200円だったかなので、前のから剥ごうと思って失敗した思い出。出席番号からはあり得ない数字に、いい気分になる。タイヤが26インチから27インチになり、乗車姿勢が格段に良くなった覚えがあります。相変わらず伏尾へ走りに行っていました。浪人生のあいだに、池田市から日本橋まで自転車でパソコンを買いに行ったりもしました。

 残念ながら、購入してもらってから2年弱で大学生になりましたので、あまりド派手な思い出がなく、それゆえに思い入れもそんなにない自転車です…。強いて言うなら、ヘッドマークを提げて走っていたとかでしょうか(それは痛いほう)。いまは父がときどき使っているようです。

・おいちゃんの自転車(旧国道42号矢ノ川峠にて)
平成23年3月30日〜

 大学入学祝いに戴いた自転車。親戚(通称「おいちゃん」)が自作パソコン熱を自転車に傾倒させたころで、この自転車も組み立てたものだそう。サイコンもつけてくれていました。…実はおいちゃんが祖父母の家に戻れないので「代わりに頼む」という無言のなにかがあったりなかったり。通学で使い倒しました。三重での初めての遠出は、大学3回生冬の伊賀往復。今まで走っても40km強程度だったので、100kmは相当効いたらしく、1週間ほど筋肉痛になり、家の階段を2階から転げ落ちました。面白いもので、ひどい筋肉痛はそれきりで、あとは楽しく遠出をしていました。歩きの峠道が多いので、車体が軽いのがポイントでした。

 平成30年10月10日盗難。半年程のちに津駅で放置自転車として廃棄される中に見つかったと連絡があり引き取ったものの、かなりの草臥れ具合、要メンテナンスのまま放置。

・おばあさんの自転車(津市内にて)
平成23年3月30日〜平成27年3月ごろ(返却)

 大学在学中に居候していた祖父母宅にある自転車。変速なし。色使いが完全に昭和で素敵。祖父母の家庭が西宮にあった時代から在籍しており、祖母、母、そして私へと乗り継がれる。カラカラと小気味よい音を立てて走る。なんというか、こういう前かご後ろかごの自転車で通学しているっいうのが個人的に新鮮で(実は両立スタンドの自転車も初めて。ロック機構に謎の憧れもあった)、通学にもそこそこ使いました。とても走りやすく、私をママチャリスピード狂に目覚めさせた張本人。ただし、遠出への利用はとうとうありませんでした。

 いちど通学時にパンクして、距離が距離なだけに仕方なくタイヤを潰しながら帰宅したため、後ろのタイヤだけ単色になってしまいました。いまは祖母のもとに戻り、畑の往復に使われています。…って書くと、なんだか支線送りになった列車みたいですね…。

・同期の自転車(国道157号温見峠にて)
平成27年3月ごろ〜

 大学卒業時に、伊勢から自転車を持ってきていた同期からもらった自転車。左ブレーキハンドルがくるりと反っているのがチャームポイント(しかし痛い)。内装3段。遠出×ママチャリという図に興奮をおぼえ、ときどき遠出に付き合わせていました。いちばん辛かった遠出は、引っ越しした友人宅を雨天の中訪ねた津−勝山間往復約420km。帰省中この計画を父に話したときは反対されたが、のちにサイクルライトが郵送されてきた。いまは土台だけ現役。何度か伊勢に「帰省」させています。Googleストリートビューに、「雪見だいふく」を食べながら走っている姿が捉えられています。

 ラチェット機構がねちっこく、坂道でもペダルが回るのが難点(似非エンジンブレーキ)。下の自転車をもらってからはかなり放置しましたが、後輪パンクのため前線に復帰。令和4年1月7日深夜、路上の金属部品を巻き込み前の泥除け大破。

・放置自転車(長野峠にて)
令和2年10月ごろ〜

 仕事場で放置されていた自転車。変速なし。持ち主はあり、用途もあって置いていたものの、活躍する場がないまま錆び付いていた自転車。持って帰るのもひと苦労でした。チェーンやクランクの根もとが錆び付いていたものの、天下のKURE 5-56によって復活する。走った感触、軽さが「おばあさんの自転車」そっくりだったため速攻で気に入り、レギュラー入りを果たす。最初の遠出は津−名古屋間往復約140km。元持ち主からは、呆れられるやら心配されるやら。

 翌年5月ごろに前輪の虫ゴムを替える。7月ごろに後輪も空気が抜け始めたため、虫ゴムだと思って替えたが、だめだった。後輪のパンクということで、自動車の車検(13万ほどもした…)が終った翌年3月にタイヤごと交換。ついでに点検メンテナンスもしてもらって、6月の名古屋ゆきで前線復帰を果たしました。

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