・紀伊長島マンボウ−海野

 道の駅を過ぎると、本格的にトンネル群がお出ましします。
Web地図では調べにくい、歩道トンネルなるものを使って、国道のトンネルを避けていきます。

東長島TN手前の交差点。
トンネルを避けるため、左に入って駅の方に向かいました。
R42に戻ってしばらく行ったところ。
何の写真かって……いや、県道標識の色が濃ゆいなぁって。


お次のトンネルは、長島TN。
お隣に、歩道トンネルなるものが引っ付いています。
小さい坑口に長い距離。


断面は縦横とも2.5米、延長は573.1米。
Googleマップには載っていないので、どこに出るかはお楽しみ。
出て少し行ったところにあった、町名板らしきもの。
焼き物のようです。


長島港。
リアス式海岸は実物を見たことがないのですが、
こういうことでしょうか。
左に見えるのは、長島造船。
造船所を見るのも初めて……見たといっても、外側だけですが。


6時半ころ、江ノ島TN。
これも、左に逸れるとトンネルがあります。
おそらく旧R42号。
本来は直進で3d制限があったようですが、
道がなくなっています。


さっきよりも前に戻って、橋を渡って右折すると、
立派なトンネルが出迎えてくれます。
長嶋隧道。
大正6年の熊野街道大改修時に竣工した、
隧道6つのうちのひとつです。


現在は車の通れる生活TNとして、現役で活躍しているようです。
現に、軽トラがこの中を走っていきました。
この煉瓦隧道は、登録有形文化財にも指定されているようです。
状態は……詳しくないので分からないですが、
煉瓦の綺麗さは、時の流れか少し薄い気もします。


昨日の雨のせいか、水がこんな感じで出てきていました。
内部はこのように、鉄の覆いで覆われていました。
強度補強のためでしょうか。


出た先の扁額は、長島隧道と読めます。
「しま」の字の扱いは、どういうあれなんでしょうか(あれって
煉瓦の色は失われてきているものの、
なかなかどうして立派なもんですねぇ。


出た先は、県道581号でした。
海野も古里も、またトンネルの名前として、
少し先にお世話になります。

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